東京23区戸建て住宅の市場価格と環境設備

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首都圏の戸建て販売状況

首都圏、特にその中心となる東京23区内に1戸建てを持つというのは、以前は、場所によってはなかなかかなう夢ではありませんでした。しかし、現在は、不動産価格の下落の波が23区全体にも影響を及ぼしてきており、手の届く物件も出てきています。ここではまず東京23区を含む首都圏の戸建ての販売状況を直近の2008年10月のデータから拾い上げてみましょう。10月の新規販売戸数は540戸。これは前年同月より8%増の数です。前月と比較すると、14%も販売戸数が増えています。これだけをみると、活気のある戸建て販売風景を想像するかもしれませんが、問題は実際に売れた数、すなわち契約戸数です。首都圏における10月末の契約戸数は162戸で30%の約定率。これは前年同月53.8%を大幅に下回っています。販売戸数がやや増えて、契約戸数が大幅に落ちているということは、ここのところの不動産不況のあらわれとみることができます。首都圏の戸建て販売戸数の内訳をみると、東京都が112戸(20.7%)、千葉県が189戸(35%)、埼玉県が147戸(27.2%)、茨城県が16戸(3%)、神奈川県が76戸(14.1%)となっています。東京都と神奈川県で販売戸数が少ないのは、戸建ての前提となる地価や物件自体が高いことによるためとみられますが、その反面で、分譲マンションの販売数は他県を大きく凌駕しています。